2 プロジェクター選びのポイント
たくさんのプロジェクターの中からどれを選べばいいのか困ってしまいますよね。
プロジェクターを選ぶ際に、特に重要な点はプロジェクターの「明るさ」です。
プロジェクターの明るさの単位はルーメン(以下lm)という単位で表されます。
lm数値が高ければ高いほど、光が強い・明るいことを示します。
プロジェクターの光は照明の光や太陽光などの外光に非常に弱いです。そのため、太陽の光がスクリーンに当たり、かつlm数値が低いと映像は薄く映り大変見えにくくなります。
投射面をカーテン等の遮光幕で暗くすることで、映像は見えやすくなります。
会場自体をしっかりと暗くすることができれば、2000lm前後のプロジェクターでも映像ははっきりと見ることができます。会場内は暗ければ暗いほどいいです。
どうしても暗転できない場合や照明が少しでもスクリーンにかかってしまう場合には、lm数値の高いプロジェクターを選びましょう。
明るさの目安として20名規模は2500~3000lm、50名前後で3000~4000lm、100名規模で5000lmの明るさを推奨しています。規模が大きくなればなるほど、必然的にスクリーンの大きさも大きくなるため、lm数値の高い機種をお薦めします。
明るさで選ぶならこれ! |
2800lm(20名規模) |
3500lm(50名規模) |
5000lm(100名規模) |
RICOH PJ X2130B |
SANYO LP-XU355 |
EPSON EB-1960 |
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5,500円(税込/日) |
16,500円(税込/日) |
33,000円(税込/日) |
商品ページ |
商品ページ |
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解像度/比率でプロジェクターを選ぶのもポイントです。
解像度とは、映像の色を表現するパネルの枚数を表すものです。プロジェクターもモニターも、色を表現する小さなパネルがたくさん敷き詰められています。解像度の数値が高いほど、より精細な映像を表現することが可能になります。一般的に横×縦で表記されます。
プロジェクターは低解像度も高解像度も、様々な解像度を表現することができますが、実際に表現可能な最大解像度は機種ごとに決められています。これをリアル解像度と言います。
世間一般的にプレゼン等のパワーポイントで使用される解像度はXGA(4:3)とされています。解像度は「1024×768」と意外と低解像度です。因みにブルーレイなどで使用されるFull-HDは「1920×1080」と比べると大きく差があります。ですが、XGAはパワーポイントでの使用においては今だに主流となっています。
XGA(1024×768)のプロジェクターならこれ! |
3000lm |
4200lm |
5000lm |
EPSON EB-940H |
Panasonic PT-VX415N |
EPSON EB-1960 |
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11,000円(税込/日) |
22,000円(税込/日) |
33,000円(税込/日) |
商品ページ |
商品ページ |
商品ページ |
XGAのプロジェクター一覧は
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から
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映画の上映会やPR動画等の映像をプロジェクターで流す場合には、WXGA(1280×800)やWUXGA(1920×1200)のプロジェクターを選ぶことをお薦めします。これらの解像度はワイドタイプ、横長の部類に区分けされます。
近年の映像素材は16:9、ワイドタイプの画面比率が主流のため、上記対応の解像度のプロジェクターを使用することで、綺麗な画質で映像を楽しむことができます。
ワイドタイプのプロジェクターならこれ! |
WXGA(1280×800) |
WUXGA(1920×1200) |
EPSON EB-950WH |
EPSON EB-1975W |
EPSON EB-1985WU |
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11,000円(税込/日) |
33,000円(税込/日) |
38,500円(税込/日) |
商品ページ |
商品ページ |
商品ページ |
WXGAのプロジェクター一覧は
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から WUXGAのプロジェクター一覧は
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主にプロジェクターと接続する際に使用する端子は、D-sub15pin、ビデオ、HDMIの3端子を使うことが多いです。最近のプロジェクターはいずれの端子も搭載されているモデルが大半なので、接続できないということはほとんどありません。AZAで取り扱っているプロジェクターにおいても同様です。(※古いプロジェクターにはHDMIの端子が付いていない場合があります)
主にパソコンとの接続に使用されるのは、D-sub15pinまたはHDMIの2択です。
D-sub15pinはアナログ方式、HDMIはデジタル方式で映像が伝送されます。
HDMIの方が高解像にも対応しており、 綺麗に映像を出すことができます。
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D-sub15pinケーブル
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HDMIケーブル
Macから映像を出力するためには、「Thunderbolt」端子から任意の変換アダプターを使用してプロジェクターに接続できるようにします。接続先のプロジェクターの端子に合った変換アダプターの用意が必要です。
また、世の中には「DVI」や「DisplayPort」といった普段あまり目の当りにしない特殊な形状をした端子が存在します。それらの端子を備えたパソコンなどの機器と簡易にプロジェクターを接続するために、プロジェクター側にも同様の端子を備えたモデルがあります。
Mac用変換アダプターの数々
接続端子で選ぶならこれ! |
HDMI/D-sub端子搭載 |
DisplayPort/HDMI/D-sub端子搭載 |
Panasonic PT-VX415N |
EPSON EB-1960 |
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22,000円(税込/日) |
33,000円(税込/日) |
商品ページ |
商品ページ |
一般的なプロジェクターは、80型サイズ(1.6×1.2m)の投影に最短でも約2mの投影距離を設ける必要があります。しかし、反射ミラーや短焦点のレンズを搭載したプロジェクターであれば、その距離をわずか1m以内に収めることができます。会場のレイアウトによっては非常に効果的なプロジェクターなのですが、距離が縮まるのと引き換えにプロジェクター本体とスクリーンの位置関係に制限が出てきます。
特にミラー型プロジェクターはスクリーンとの距離を50cm強まで縮めることができますが、設置の難易度は高いです。また、いずれの機種も100型サイズ以上の投影は規格外とされており、大画面の投影は不向きです。
短焦点で選ぶならこれ! |
ミラー型 |
超短焦点 |
HITACHI CP-352WNJ |
EPSON EB-530 |
EPSON EB-535W |
 100インチ(4:3)への投写距離 0.35m(35cm) |
 100インチ(4:3)への投写距離 1.12m(112cm) |
 100インチ(16:9)への投写距離 1.08m(108cm) |
38,500円(税込/日) |
22,000円(税込/日) |
22,000円(税込/日) |
商品ページ |
商品ページ |
商品ページ |
ちなみに・・・一般的なプロジェクターの場合
100インチ(4:3)への投写距離
液晶プロジェクター EB-940H(3000ルーメン):2.4~2.9m
DLPプロジェクター PJ X2130B(2800ルーメン):3.8~4.2m
100インチ(16:9)への投写距離
液晶プロジェクター EB-1985WU(4800ルーメン):3.0~4.9m
DLPプロジェクター XJ-V100W(3000ルーメン):2.8~4.1m
Point!
ただし、通常のプロジェクターには投写距離を前後で調整できるというメリットがあります。
ミラー型・超短焦点のプロジェクターはスクリーンに対する設置場所がある1点に限られるというデメリットがあります。
様々なメーカーからプロジェクターが発売されているので、どのメーカーのプロジェクターを選べばいいか迷うと思います。メーカーにより映像の作り方やメニューなどの設定項目が違います。各メーカーそれぞれ個性や良さがあるため、一概にこのメーカーが一番良いということはありません。AZAでは国内オフィス向け小型プロジェクターの種類が一番豊富とされているEPSONや、レンタル業界でハイエンドモデルの取り扱いの多いPanasonicを中心に、お手頃な価格で取り扱っています。機会があれば、他のメーカーのプロジェクターを使用してみることをオススメします。意外な発見があるかもしれません。
メーカーで選ぶならこれ! |
EPSON EB-2065 |
Panasonic PT-VX415N |
RICHO PJ X2130B |
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38,500円(税込/日) |
22,000円(税込/日) |
5,500円(税込/日) |
商品ページ |
商品ページ |
商品ページ |
MITSUBISHI LVP-EX220 |
HITACHI CPX9J |
CASIO XJ-V10X |
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5,500円(税込/日) |
11,000円(税込/日) |
11,000円(税込/日) |
商品ページ |
商品ページ |
商品ページ |
いかがでしたか?それでも不安な方はお電話や問い合わせフォーマットよりお問い合わせください。オペレーターがお客様と一緒に最適なプロジェクターをお選びいたします。